2024年1月1日、石川県で発生した地震のため、ジョージアの駐日大使ティムラズ・レジャバは新幹線内で年越しを迎えました。
この際、子連れで空腹の彼らのピンチを救ったのはなんと皇室のおせち弁当。
これは祝賀の儀の参加者に配られたおせちで、一般にはめったにお目にかかれない貴重なもの!ということで、話題になっていたので、気になる皇室おせち弁当の中身を調査してみました。
目次
皇室のおせち弁当とは?
皇室のおせち弁当とは、祝賀の儀の参加者に毎年配られる由緒あるおせち。
歴代の皇室のおせちをリサーチしてみた結果、興味深いことに、皇室では毎年同じメニューを維持していると考えられます。
皇室のおせち弁当の献立詳細
こちら、2016年の皇室のおせち。
直近のものと内容にほとんど違いがありません。
皇室のおせちには、伝統的な日本の食材がふんだんに使われています。以下はその中のいくつかの例です。
- 花びら餅:お正月限定の京都の伝統的なお菓子
- 鯛と金柑の甘露煮
- 菊花株と紅白はじかみ生姜
- 栗きんとん、蒲鉾、柿、柚子釜、黒豆、田作り、数の子
- 「なます」:ダイコンやニンジンを酢で和えたものにミカンの爽やかな風味を加えたもの
京都の伝統的なお菓子、花びら餅はこれだね
また、黄色いペーストは甘味噌で、宮中で元日に来た全ての人に配られる伝統的なお菓子の原型です。
元々は鮎の甘露煮が使われていましたが、現代ではゴボウに置き換わっています。
皇室のおせち弁当の中身は日本の伝統まとめ
このように、皇居のおせち弁当は、長い歴史と深い文化的意味を持つ日本の伝統料理を反映しています。
由緒正しく受け継がれてきた皇室のおせち弁当、なかなか目にできることはないので、ぜひ食べてみたいものですね。
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